畳についたタバコや線香の焦げ跡を直す方法



非常にマレなケースですが、リクエストをいただきましたので実演してみますね。
あくまでも「畳職人が出来る方法の一つ」ですので。
そうでない方はやらない方が良いと思います。
黒のマジックで焦げ跡代用です
上の写真の黒点を消していきますね。
マジック後を中心に画面縦方向にイ草を抜いていきます。
跡の部分を抜きます
ドンドン抜いていきます。
縦に抜きます
まだまだ抜きます。
だいぶ抜けてきました
このくらい抜けたら、次に左右からイ草を寄せていきます。


左からもよせます。
だいぶ良い感じでしょうか?

まだ少し寄せきれてませんが、あまり寄せ過ぎると「いかにも寄せている!」風にイ草が斜めになってしまうので、この辺りでやめておきます
最後に霧吹きです。
イ草に水分が入ったなぁっと思ったら、すぐに拭き取ります。
濡れた状態が長く続くとシミになってしまいます。
あとは扇風機などでしっかり水分を飛ばします。
すぐに乾かします
いかがでしょうか?
ここの辺りです。

完了です
あくまでも次に表を替える時までの応急処置とお考えくださいね。


やってみる方はいないとは思いますが、、、決してオススメしているわけではありません。(出来る畳表と出来ない畳表もあります)

特にイ草のつまった上質な畳では出来ないです。


また、あまり大きな焦げ跡にも向きません。

お近くの畳屋さんにご相談されるのが一番良い方法ですね。


畳の種類も実は色々とあります。
機能的な畳の記事はこちらです。

これが畳?畳を使って色々なものを作っています。
こちらをご覧ください。

畳で作ったバッグ
当店オリジナル「畳バッグ」です。色々な種類の畳で作ってます。
こちらをごらんください。

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