縁無し畳の作り方

縁無し畳の作り方

各店舗の畳屋さんによって作り方は様々ですが、「縁無し畳折り機」などを使わずに

縁無し畳を作る方法のご紹介です

曲げる裏側に軽くラインを引き、霧吹き。

表側にも霧吹きです。(上前は縦糸の少し外側で折ると綺麗に折れます。)
目積表
柔らかく折れ易くなったところで、裏側のラインに定規をあて
下から上へゆっくりと折っていきます。
イ草が割れない様に慎重に。
ラインに沿って型をつける程度
ある程度折れたら、ひっくり返し曲げていきます。
定規で抑えながら折る
そして、ここが重要!
この部分が折ったラインより外側にあると、敷き込んだ時に綺麗に納まりません。
ポイントです。
 木槌でも手でも良いのでしっかり抑えていきます。
90度以上折り曲げます
下前も同様に折り曲げておきます。
表の下準備が完成です
形がついたら框(かまち)を先に縫い、
折り線に合わせて框を縫製
 あとは縁側に折り畳み縫います。
中に織り込み


下方向に折ります


形を整えて


仮止めしてミシンをかけます
 上から見て折り曲げ重なる部分が飛び出して出ていなければ綺麗に納まります。
 もし角で出てしまっている場合、ミシンの糸は少し長めに残しておいて、角を縫いとめる際に糸を締めながら木槌で潰す手もあります。




これでも充分に留まります。


手縫いです
琉球畳、ヘリ無し畳、各畳屋さんによって様々な作り方があります。


こちらはダイケン清流の和紙表のヘリ無し畳ミニサンプルです
カラーも選べて、機能性の高い畳表です。
和室がガラッとイメージチェンジ。