床の間の製作

床の間の製作です。
龍髭表(りゅうびんおもて)を使用
今回はすべて手縫いでの製作になります。

???日焼けしてる??そうです。実は床の間に使用される龍髭表はあらかじめ農家さんが日焼けさせてくださっています。
左 通常の畳  右 龍髭表
なぜ?
例えば新しい床の間に花瓶を置いてお花を飾ります。
数か月して、花瓶の位置をずらしても日焼け後が目立ちませんね。

もしこれが写真の左側のようにあらかじめ日焼けさせていない場合は、、、くっきりと花瓶の後が残ってしまいます。

なるほどですね。
裏打ちのための処理
今回の床の間は釘止めではなく裏付きでの施工のため(つまり床の間の芯材作りですね)裏打ち用の畳表に下処理を施します。
これは祖父から引き継いだ方法です。

すべて手縫いでの製作。また続きは来週です。