縁無し畳


縁無し畳。

人気上昇中の縁無し畳の紹介です。
畳の色が違って見えますが、すべて同じ畳表です。
ダイケン綾波(和紙)表使用
数年前、月に2.3件の新築の住宅にヘリ無し畳を敷き込んで以来、ずっと作り続けています。数にして年間2〜300枚くらいでしょうか。

和室が各住宅に一部屋あるかないかの時代、洋室との続きのお部屋に似合う「ヘリ無し畳」の需要は伸びてきていると感じています。

特徴
半畳で市松敷き、その名の通り「ヘリ」がありません。
部屋と畳を仕切っていた境界線(ヘリ)が無くなり、広く、モダンな感じを演出します。
フローリングと隣合わせの部屋に良く合います。

半畳を互い違いに敷き込むことで光の陰影が表情を作ってくれます。
天然イ草 目積表使用
畳の目の幅も違います。
画像上部が普通の畳表 下部が目積表
また、和紙やプラスチック・天然樹脂の複合をイグサのように加工し、織った化学表などはカラーも色々選べます。
画像左がダイケン和紙表カラー 右が天然イ草
畳の縫製作業が機械化され、普通の畳の表替えの作業は簡単になりました。
ヘリ無し畳の製作は技術的な難易度が高く、
作業時間も大幅に増えます。
その分楽しい仕事でもあります。(僕の場合ですが)
ヘリ無し畳の作り方は畳屋さんによって様々ですが、
綺麗に収まること、次に表替えをする時にやりやすい事が重要だと思います。

和室の雰囲気をガラッと変えたい方にオススメです。